実験 ペンチに塩水をふきかけるとどうなる?

工具は湿度が天敵。湿度 65%以上になると水分吸着量が激増、あっという間に錆びます。表面の塩分・汚れをふき取り、防錆油を塗布して早 めにメンテナンスしましょう!実験行ってみました


工具のサビ…こんな事ありませんか?

錆びたラジオペンチ 錆びの原因

どうして工具はサビてしまうの?

サビのメカニズム

工具は湿度が天敵。空気中に含まれる水分と酸素が金属表面に付着し、酸化することでサビが発生します。
酸化は酸素と水分意外に塩化物・硫黄などを含む排ガスや埃や汚れでも促進されます。

また、湿度 65%以上になると水分吸着量が激増、あっという間に錆びるので梅雨の時期での使用は注意が必要です

以下の項目には注意 湿気の多い梅雨の時期の使用 雨水、海水(潮風)の付着 ほこりや汚れの付着 素手での作業 塩素系の線材や薬剤の付着

ツノダ製品はクリアコーティング済

クリアコーティングしているからさびにくい!(※一部製品は除く)

クリアコーティングのイラスト

厚さわずか1㎛のクリアコーティング。サビの発生から工具を守る!

この極薄の被膜があるだけで工具の持ちに雲泥の差が出ます。ツノダでは通常クリアコーティング後、防錆油による洗浄を施しています。

効果を実証するために「油洗浄+クリアコーティング済ペンチ」と「油洗浄のみのペンチ」でサビの進行にどのような差が現れるのか実験を行ないました。

クリアコーティング効果の実証実験!

ペンチに塩水を吹きかけると…?

●試験内容
・塩水を工具に噴霧し、サビの発生の経過を記録。
●試験条件
・期間:10 日間
・塩分濃度:15%
・工具の状態:研磨後に「①クリア焼付後、油で洗浄したもの」「②油で洗浄したもの」で比較
・工具材料:機械構造用炭素鋼(S58C)
・実験場所:湿度 50% 以上の屋内
・記録方法:工具の表面のみ写真撮影

実験開始0日目

塩分濃度 15% 塩水を工具全体に噴霧
気温:7.4℃ 湿度:71% 天候:晴れ

実験0日目 クリアと油洗浄の比較

実験開始1日目

①に塩の結晶化を確認 ②にサビの発生を確認
気温:9.2℃ 湿度:65% 天候:晴れ・曇り・雨

実験1日目 油洗浄がサビ始める

実験開始4日目

①に微細なサビの発生を確認 ②にサビの進行を確認
気温:8.4℃ 湿度:61% 天候:晴れ

実験4日目 クリアにもサビが

実験開始10日目

①にサビの進行を確認。実験終了
気温:7.4℃ 湿度:71% 天候:晴れ

実験10日目 クリア無しはサビに侵食される

湿度 60 ~ 70% 程度でサビの進行を目視で確認。
②の油で洗浄のみの工具に比べ、①のクリアコーティングを施した工具の方がサビにくいことが実証されました。
ツノダでは製品にクリアコーティングをしています(※一部防錆メッキ処理品・黒染め品など除く)

より長く使い続けるために…

それでもメンテナンスは必要!

サビから工具を守るクリアコーティングですが、実験結果を見てわかる通りメンテナンスは必要になってきます。

釣りやアウトドアなどで汗・海水等の塩分、埃や汚れが付着した場合、使用後すぐに金属表面の塩分・汚れを拭き取り、
防錆油(さび止め油)を塗布・湿度 50% 以下で保管することで弊社工具をより長く使い続けることが出来ます。

3つのメンテナンス

塩分、汚れのふき取り 防錆油の塗布 湿度50%以下での保管
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