ニッパーの刃形状解説

ニッパーの刃形状について

ニッパーは特殊な種類を除き、基本的には線材を切る工具です。
一般的なニッパーには、「ラウンド刃(スタンダード刃)」「フラット刃(ストレート刃)」の主に 2 つの刃の種類があります。
それぞれの特徴を理解し用途ごとに使い分けるためのヒントを掲載します。

ラウンド刃(スタンダード刃)
ラウンド刃
(スタンダード刃)
ラウンド刃(スタンダード刃)

ピンポイントでの切断や、刃厚があるので
硬い素材などを切断しやすい

フラット刃(ストレート刃)
フラット刃
(ストレート刃)
フラット刃(ストレート刃)

切断面をフラットにでき、薄刃で鋭いので
力をかけずに切断しやすい

エッジ刃とは?

ラウンド・フラット刃両方にエッジ刃は付いている

角度の違いはありますが、どちらも同じ形(両刃)のエッジ刃が付いています。 主に、刃が痛まないようにするために(他にも理由はありますが)このような形にしてあります。

エッジ刃が丈夫なほど硬い物が切れる

エッジ刃の角度が同じ場合、刃の厚みで違いが出る

同じ鋼材でできていて、エッジ刃の角度も同じ場合、刃の厚みの違いで、表刃についているエッ ジ刃の幅が変わります。刃が厚いほど丈夫になるので、より硬い物が切れます。

同じ鋼材でできていて、エッジ刃の角度も同じ場合、刃の厚みの違いで、表刃についているエッ ジ刃の幅が変わります。刃が厚いほど丈夫になるので、より硬い物が切れます。

エッジ刃の違いによる切り跡の残り方

金属用とプラスチック用の違いは、刃の硬さやエッジ刃の角度などの違いです。
ニッパーを選ぶ時は、各メーカーの説明を正しく確認してください。

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